バーム(Vermu)は大阪で会社のホームページ制作・動画制作・デザイン制作を制作しています。

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Vermuの制作実績

公式ファンクラブPR動画(Twitter/X向け)

miiiite

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X用動画

今回ご紹介するのは、女性向けWEBメディア miiiite(ミーテ) のファンクラブPR動画制作事例です。
miiiiteは、美容・ファッション・エンタメなど、日々の生活をちょっと楽しく彩る情報を発信するメディア。
しかし立ち上げから日が浅く、まだ知名度が十分に広がっていないという課題を抱えていました。

その状況を打破するために始まったのが 公式ファンクラブの立ち上げです。
ファンや読者とのつながりを深め、ブランドをもっと身近に感じてもらうことが目的でした。

今回私たちは、そのファンクラブ告知をするため、拡散力に優れたSNS(特にTwitter/X)用のPR動画を制作しました。

制作目的と動画コンセプト

今回の動画制作の目的は、以下の3点です。

・ファンクラブの存在を多くの人に知ってもらいたい

・「入会無料」という大きなメリットをしっかり伝えたい

・固くなりすぎず、気軽に参加したくなるような雰囲気にしたい

SNSに投稿される動画は、最初の数秒で印象が決まり、面白くなければすぐにスワイプされてしまいます。
そのため、「見た瞬間に気になる演出」 が必要不可欠でした。

動画内では、楽しいイメージを映像化し、堅苦しさを感じさせず、フレンドリーかつテンポよく視聴者の目を引く演出を心がけました。

制作プロセス

企画・構成

まずは動画のコンセプトをもとに、予算内でどのような動画にするか考えました。
「どのタイミングでテキストを表示するか」「どの部分でダンスを入れるか」「テンポやBGMはどうするか」など、細かく設計しています。

特に注力したのは、動画冒頭3秒で視聴者の関心を引くこと。
SNSやYouTubeでの視聴者は、最初の数秒で離脱する傾向があるため、強いキャッチコピーや動きのある演出で引き込みました。

SNSでは「1回で全部見てもらえる保証がない」ため、重要な情報は1度だけでなく繰り返し伝えることも意識しました。

撮影・編集

ダンスシーンはグリーンバックで撮影。背景を自由に編集できるため、視覚的に楽しく、色鮮やかな世界観を演出できました。

編集では、BGMに合わせてテキストやカットをシンクロさせ、テンポよく仕上げました。

ポイントは以下の通りです。

音楽に合わせたカット割りで視覚的に楽しく

PRしたい部分のテキスト表示

動画の特徴・見どころ

完成した動画には、いくつかの大きな特徴があります。

ダンスで楽しくPR

軽快なダンスで堅苦しさを排除。見た人が「面白そう」「元気が出る」と感じられる演出に仕上げました。

入会無料を強調

最初から「入会無料」という言葉を繰り返し表示し、視聴者に安心感と行動意欲を与えました。

飽きさせないテンポ感

テンポの良いBGMとシンクロしたテロップ、リズミカルなカット割りで、最後まで楽しく視聴できます。

制作を通しての工夫ポイント

制作を通じて、特に意識したのは以下の3点です。

堅苦しくないPR

プロモーション動画というと、どうしても「宣伝っぽさ」が前面に出てしまいがちです。
しかし、SNSユーザーは日常的に数えきれないほどの広告や宣伝を目にしており、
「また広告か…」と感じた瞬間に動画をスルーされてしまいます。

そこで今回の動画では、自然にメッセージが伝わる構成を心がけました。

具体的には、堅い言葉や複雑な説明を避け、
「入会無料」といったシンプルな言葉を映像とダンスにのせる形にしました。
これにより、視聴者は「広告を見せられている」というよりも「楽しそうな動画を見ていたら、ファンクラブの情報がわかった」という感覚を得やすくなります。

この「宣伝感を和らげる工夫」は、SNSで広がる可能性を高める上で非常に重要だと考えています。

視聴者目線のテンポ設計

SNS動画において最もシビアなのは「離脱率」です。
多くの人が、動画を再生してから最初の2〜3秒で「見るか、飛ばすか」を判断します。

そのため今回の制作では、冒頭3秒で視聴者を引き込む ことを徹底しました。
動画の冒頭にキャッチーなテキストを大きく配置し、同時に音楽とダンスの動きでインパクトを出すことで、スクロールしていた手を止めてもらえるよう工夫しました。

さらに、全体のテンポも細かく調整しました。
テンポが遅いと「間延びした印象」を与えて離脱を招き、逆に早すぎると「情報を理解する前に次に進んでしまう」という問題が生じます。
そこで、BGMのリズムに合わせてテキスト表示やカットを切り替え、心地よいテンポ感で最後まで見てもらえる設計 にしました。

シェアされやすい構成

動画のゴールは「見てもらう」だけではありません。
SNSにおける拡散を意識するなら、「誰かにシェアしたくなる要素」を盛り込む必要があります。

そこで、短尺でキャッチー、かつ誰でも楽しめる 構成を意識しました。

まず「短尺」にすることで、視聴者が気軽に見られるようにしました。1分以上ある動画は最後まで見てもらうハードルが高くなるため、あえてコンパクトにまとめています。

次に「キャッチーさ」です。音楽に合わせたダンスや大きなテキスト表示は、それ自体がSNSで好まれやすい要素です。単に情報を伝えるのではなく、「楽しい」「ちょっとユニーク」と感じてもらえるよう演出しました。

最後に「誰でも楽しめる」という点。美容やファッションに特化しすぎた内容にすると、興味のない人はスルーしてしまいます。そこで、ファンクラブそのものを前面に出しつつ、明るくユーモラスな雰囲気を強調しました。結果として「自分も入ろうかな」という人だけでなく、「面白いからシェアしよう」という人も取り込めるようになったと感じています。

まとめ

今回の案件では、

・認知度がまだ低いクライアントのファンクラブのPR

・「入会無料」という強みの明確な訴求

・楽しく親しみやすい動画演出

という課題をクリアし、SNSやYouTubeでも楽しんで視聴できる動画に仕上げることができました。

制作を通じて意識したのは、「視聴者が思わず行動したくなる動画」をつくること。
SNS動画は短時間で勝負が決まる世界だからこそ、キャッチーで楽しい映像に仕上げることが大切だと再認識しました。

今後も、ファンクラブや商品・サービスのプロモーション動画を制作する際には、この経験を活かして「誰でも楽しく最後まで観られる動画づくり」に取り組んでいきます。

動画制作のご相談やプロモーション動画に関するお問い合わせは、ぜひお気軽にお声がけください。

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